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このたびウチの妻（44）がパート先のバイト君（20）にねとられました…→くやしいのでそのままAV発売お願いします。

　この女優、演技が達者で、年下のイケメンに迫られてときめく中年主婦を熱演している。驚き、恥じらい、とまどい、悦び、焦りなどの感情を表情豊かに見せる。表情のスイッチ切り替えがハッキリしていて、観て分かりやすい。声も通るから台詞もよく聞こえる。TVのサスペンス・ドラマでも脇役として重宝されそうである。まったく美人ではないから残念だが、それだけリアル感があるとも言える。
　しかし、女優の芝居上手をぶち壊しているのが脚本だ。なんじゃ、こりゃ。イケメンが迫ると、最初からクン○まで進む。おいおい、いくら何でも。シリーズの最初の作品では、イケメンのアプローチは次のように段階を踏んでいた。
１回目：手を握り、足を触る。
２回目：キスまで（さんざん抵抗した後で）。
３回目：キス。
４回目：フェ○。
５回目：クン○、ゴム付き挿入。
　最初からクン○では、安っぽい、リアリティのない、作り物のAVにしか見えない。いや、そのものだ。いつから脚本の質がこんなに下がってしまったのか？
　それから、自分の体について大きな声で自己卑下するのだが、下品な感じでそれも頂けない。普通、それは恥らいながら聞こえないくらいの小声でするものだ。これも、脚本・演出の失敗例と言える。